Kanthalは本日、電気プロセスガス加熱ソリューションを開発するスウェーデンの企業であるNycastと独占的ライセンス契約を締結したことを発表しました。 契約に基づき、カンタルは、Nycastの技術を使用して大量のプロセスガスを最大1,100°C/2,012°Fの高圧で加熱する独占的権利を有することにまります。
この技術は、鉄鋼、セメント、石油化学の生産など、大量のプロセスガスを高温に加熱する必要があり、CO2排出量の削減を目指す産業にとって重要なコンポーネントです。
Kanthalの社長であるAnders Bjorklundは、こう述べています。「Kanthalにとって大きなビジネスチャンスとなるこのライセンス契約を締結できたことを嬉しく思っています。
「化石燃料を使用しないプロセスガスの高温加熱は、多くの産業にとって二酸化炭素排出量を最小化するために極めて重要であり、当社の製品ポートフォリオに加わることで、それらのためのソリューションを提供することができます。」
化石燃料を使用しないプロセスガスの高温加熱は、多くの産業にとって二酸化炭素排出量を最小化するために極めて重要であり、当社の製品ポートフォリオに加わることで、それらのためのソリューションを提供することができます。
このヒーターの最初のバージョンは、2013年にスウェーデン北部にあるスウェーデンの金属研究機関スウェリムの試験設備で運転を開始し、以来、問題なく稼動しています。 十分に実績のあるコンポーネントをベースに、モジュール化されているため、希望の温度、流量、圧力にスケールアップすることができます。
NycastのCEOであるRalph Nystrom氏は、「私たちは、気候変動に対する活動に貢献する方法として、このヒーターを開発しました。今回、Kanthalがこのヒーターを市場に投入することになり、大変うれしく思っています。」と述べています。
ご不明な点がある場合は、Kanthalのグローバル・マーケティング・コミュニケーション・マネージャー、Patrik Johanssonまでお問い合わせください(patrik.a.johansson@kanthal.comまたは+46 (0)70 616 2726)。